全日本女子剣道選手権チャンピオンの山本真理子さん(五段)と真鍋耕一先生(六段)、笹森佳菜子さん(四段)が高野台剣友会の稽古にお越しくださいました。
山本さんは、2012年と2013年の全日本女子剣道選手権で2大会連続優勝。2015年に東京で開催された世界剣道選手権大会では日本代表団体チームの副将として出場し、日本の大会6連覇に貢献するなど、大阪が誇る日本のエース選手として活躍されました。笹森さんは山本さんと同じ高校剣道部出身の同級生で、真鍋先生は山本さんの同剣道部の先輩です。
子供たちは、日本トップレベルの選手を相手に、打ち込みや掛かり稽古、地稽古を順次行い、貴重な体験しました。最後は、3人の先生方と久野健先生、菊川隆樹先生、石田幸治先生、宇野貴晶先生による稽古を見て学ぶ「見取り稽古」を行い、日本チャンピオンの技とスピードを目の当たりにしました。
山本さんは「やめたいと思ったことはなかったですか?」と子供から質問され、「子供のころは稽古が嫌いで、やめたいと思ったこともあった。でも、やめてもいいと言われて逆にやめなかった」と答えました。「家でどんな練習をやればいいですか」という質問には「正しい素振り100本とダッシュを是非やってください」と答えました。「今は日本一になることがモチベーションになっている。勝負飯はうなぎです」と子供たちに笑顔で話してくれました。
お忙しいところ、稽古に参加してくださり、子供も大人も大感激でした。ありがとうございました。