プライドをかけて、部内大会2017

高野台剣友会の部内大会(個人戦)を7月16日(日)に高野台小学校で開催しました。
試合は、基本の部、小学生低学年、小学生高学年(5年以上)、中学生に分かれて、トーナメント方式で実施しました。
試合は、久しぶりに来会された山浦先生が選手たちに激励の言葉をかけてスタート。約60人がそれぞれのプライドをかけてライバルたちと戦いました。試合後は、表彰式が行われ、優勝者には立派なトロフィーと賞状が贈呈されました。
菊川先生は「低学年は元気があって、前に前に出ていく試合ができてよかった。高学年と中学生は試合経験もあり、技術的には良かった。ただ、もっと元気を出してほしい。立ち合いで『やー』と大きな声を出して必死になってやってほしい。一本出して止まらずに当たるまでいく。受けたら返す。気持ちをつないでいく稽古をやってほしい。引き続き頑張ってほしい」と話しました。
また、スペシャルゲストとして指導してくださった剣禅会の坂口先生は「一本を取るためには、気合、竹刀、体勢の3つが伴っていないとダメ。稽古でいつもこの3つを意識してやってほしい。また、熱い季節になってきた。熱中症に気を付けて、水分補給してほしい。健康管理も稽古と思ってやってほしい」と子供たちにアドバイスを送りました。

各部門の優勝者及び準優勝者は、次のとおりです。おめでとうございます。

基本の部     優勝 兵頭 里菜さん
小学生低学年の部 優勝 松藤 千陽さん
         準優勝 坂之上 侑大くん
小学生高学年の部 優勝  山脇晴日さん
         準優勝 村上 奏太くん
中学生の部    優勝  喜多村 渉くん
         準優勝 永松廣之助くん



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全日本女子チャンピオン山本真理子さんが来会

 全日本女子剣道選手権チャンピオンの山本真理子さん(五段)と真鍋耕一先生(六段)、笹森佳菜子さん(四段)が高野台剣友会の稽古にお越しくださいました。
 山本さんは、2012年と2013年の全日本女子剣道選手権で2大会連続優勝。2015年に東京で開催された世界剣道選手権大会では日本代表団体チームの副将として出場し、日本の大会6連覇に貢献するなど、大阪が誇る日本のエース選手として活躍されました。笹森さんは山本さんと同じ高校剣道部出身の同級生で、真鍋先生は山本さんの同剣道部の先輩です。
子供たちは、日本トップレベルの選手を相手に、打ち込みや掛かり稽古、地稽古を順次行い、貴重な体験しました。最後は、3人の先生方と久野健先生、菊川隆樹先生、石田幸治先生、宇野貴晶先生による稽古を見て学ぶ「見取り稽古」を行い、日本チャンピオンの技とスピードを目の当たりにしました。
 山本さんは「やめたいと思ったことはなかったですか?」と子供から質問され、「子供のころは稽古が嫌いで、やめたいと思ったこともあった。でも、やめてもいいと言われて逆にやめなかった」と答えました。「家でどんな練習をやればいいですか」という質問には「正しい素振り100本とダッシュを是非やってください」と答えました。「今は日本一になることがモチベーションになっている。勝負飯はうなぎです」と子供たちに笑顔で話してくれました。
お忙しいところ、稽古に参加してくださり、子供も大人も大感激でした。ありがとうございました。
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