5月16日、17日の2日間にわたり、広島県三原市に遠征し、西日本選抜剣道大会に出場しました。
16日は、久野先生の実家に立ち寄り、差し入れをいただいた後、竹原中学校に行き、四道場合同の稽古、練習試合を行いました。
稽古環境がいつもと違い子供達は、緊張し、練習試合でも大きな声が出ないばかりか、行動も遅かったがため久野先生、宇野先生のカミナリが落ちました。
翌日の試合で少しでも上に勝ち上がったいくためには、子供達の心の引き締め、緊張感が必要と思い、大きなかカミナリが竹原中学校の体育館に響き渡っていました。
稽古を終えると、宿舎で夕食、入浴、宇野先生主導の下、ミーティングを行い、10時半には就寝し、エネルギー充電に備えました。
17日大会当日、高野台剣友会は第三試合場の五試合目に登場し、先鋒の久野健介の勝利から波に乗り、大将の小林司の試合が終了した時には大差での勝利につながっていました。
2回戦も先鋒に続き、次鋒の村上奏太が目の覚めるような見事な面二本を決め、また、宇野碧が粘りある試合運びを展開し、価値ある引き分けに持ち込み、高野台の勝利に貢献してくれました。
二試合を振り返ると、間違いなく子供達は強くなったと確信させられました。
この時点で高野台チームは、ベスト16に進出、あと1回勝てばベスト8(敢闘賞)を手にするところでした。
しかし、相手は広島県下の一番大きな大会で3年連続優勝をしている強豪チームとの対戦でした。
先鋒の久野が最初に一本を奪われたものの、その後、二本を取り返し勝利を呼び込む仕事をしてくれました。
次鋒の村上、西村、小川、宇野、松岡、小林も必死に相手に喰らいつく姿勢を見せてくれましたが、実力は相手が一枚も二枚も上手でした。
結果的に、高野台はベスト16の成績に終わりましたが、この大会で勉強したことを高野台剣友会に持ち帰り、今後の稽古に活かしてくれれば良いと思います。
大事なことは、勝った負けたではなく、次の目標に向かってどうするか、何が足りないのか自分達で考え努力をすることではないでしょうか。
今後、子供達の活躍に期待し、強い高野台剣友会を目指して指導者は頑張っていきます。