「立ち切り」で門出を祝う!

高野台剣友会の恒例行事となっている卒業大会「立ち切り」稽古が3月19日(日)に行われ、小学6年生の小川晴生君、細川信君、松藤綾音さん、坪田優奏さん、兵頭瑞樹君、吉田英一郎君と中学3年生の伊藤勇紀君、藤原啓雅君、春木陽太君、永松凜之助君の10人が「立ち切り」に挑みました。

「立ち切り」とは、一人の選手に対して大勢で交代で掛かり、休む暇を与えないで体力の限界に挑戦させるという稽古です。
体力の限界に追い込むために、通常では禁止されている体当たりや足払いなどの荒技も使用されます。
それぞれの背中には
「自分に負けないようがんばる」(藤原)
「全力でやりきり、高校剣道に繋げる」(伊藤)
「菊川先輩から選手の座を奪い取る」(永松)
「最後まで一生懸命やりきります」(春木)
「万里一空 全国大会出場」(細川)
「自分に勝つ!自分を信じる!」(小川)
「苦しいことはいつまでも続かない。一生けん命がんばります」(松藤)
「最後まで全力を尽くす」(吉田)
「一生けんめいがんばる」(坪田)
「剣道で全日本チャンピオン」(兵頭)
と書かれたたすきをつけ、後輩や先生方約40人を相手に、70分間の荒稽古を全力でやりとげました。

菊川隆樹先生は「ほんとによく頑張った。今日だけでなく、毎回しんどい稽古もあったと思う。これからしんどいこともあると思うけども、今日のことを思い出して頑張ってほしい」と話し、久野健先生は「卒業おめでとう。それぞれの進路先で頑張ってほしい。厳しいこともいっぱい言った。怒りもした。これだけ厳しいことをするもの高野台ぐらい。だからこそ、自分に自信をもってほしい。どんな形でも剣道続けてほしい。剣道は続けたものの勝ち。いくら小学校・中学校の時に強くてもやめている大人がいっぱいいる。剣道は今がすべてではない。剣道は「道」、続けてこそ剣道。しっかりと頑張ってほしい」と激励しました。
最後は全員で胴上げを行い、たくましく成長した10人の剣士の門出を祝いました。
「卒業、おめでとう!」




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